ピエモンテ州

2011 ニコレッロ〈ランゲ・ネッビオーロ〉【赤】

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商品詳細

希少なバックヴィンテージ
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【お買得!長期熟成ワイン】
時を纏い、深まる魅力
2011年産ネッビオーロ、今が極上の飲み頃 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

ピエモンテ州

ネッビオーロ種。
Nebbiolo

・・・といえば「バローロ」「バルバレスコ」が真っ先に思い浮かびますが、でも、バローロやバルバレスコを名乗るには・・・

ピエモンテ州バローロ地区やバルバレスコ地区で栽培されたネッビオーロ種を使わなければなりません。

これはイタリアワイン法でも厳格に決められています。

では、それ以外の地区ではネッビオーロ種の栽培は許されないのか・・・というと、そうではありません。

ちゃんと栽培されています。
ただ、バローロやバルバレスコの名称が名乗れないだけなんです。

ここでご紹介するワインは、バローロ地区のすぐ近くの「ランゲ地域」産ネッビオーロ種を使っています。

ニコレッロ ランゲ・ネッビオーロ【赤】◆2011 ニコレッロ/ランゲ・ネッビオーロ
*Nicolello/Langhe-Nebbiolo*

作り手は「ニコレッロ」。

1900年初頭に設立された、この地域では老舗的存在のワイナリーです。

ニコレッロの特長は

1)伝統製法
つまり、バリック樽(=小樽 約225L)を使わず、大樽(5000L以上)で醸されること!
ガツン系が注目を集める中で、柔らかいネッビオーロワインが醸されます。

2)長期熟成
大樽で醸されるので、熟成がゆっくり進みます。
結果的に見事な熟成ワインが誕生します。

また、それらのワインは

※ワインは飲み頃になるまで出荷しない
※飲み頃が過ぎたものについては販売しない

という強い信念を持つワイナリーです。

もともと赤ワインについては「飲み頃」を重視し、良い状態で我々の手元に届くものが多いのですが、、、

今回のヴィンテージは2011年産!

10年以上しっかりと熟成させ、飲み頃を待って出荷された逸品なんです。

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ニコレッロの樽熟成庫ちなみに、この2011年産は、ニコレッロのセラーで長期間眠っていたお宝ワイン!

でも「古いから良い」というものではありません。

私〈Francesco〉が、こういうオールド・ヴィンテージ(=古酒)を買い入れる場合、絶対にハズさない点は・・・

※事前ティスティング

もし、このティスティングで気に入っていなかったら・・・

ここでご案内することは無かった・・・ということは!!

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2011年。この地域について全般的に言えることは、

ニコレッロの葡萄畑

良好な天候が続いた「安定した収穫年」。

といわれています。

ニコレッロ社でも天候に恵まれ、葡萄の収穫量をコントロールしつつ、葡萄一つ一つの品質が上がり・・・

非常に良いワインに仕上げることができた年

となりました。

美味しいワインを作ろうとすれば当然の成り行きかもしれませんが、貴重な2011年産ワインが堪能できるチャンスなんです!

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グラスに注いだワインの色合いは、まだ赤色が基本ですが、グラスの縁~中心にかけて少しレンガ色がかった色調も見られます。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)

ランゲ・ネッビオーロのテイスティング(クリック⇒拡大します)

色だけで判断すると 「程良く熟成」 と言えるでしょうね。

香りは、アセロラやイチゴを思わせるものもありますし、ハーブやトリュフも感じさせる点は、健全な熟成ワインそのもの!

樽熟成されていますが、樽がもたらす香りよりも 「熟れた果実」 という表現が合うと思います。

若いワインは持ち得ない、熟成ワインだけにみられる香りです。

そして、一番気になる味わい。

ひと口含んだだけで感じる果実味と酸。
それは熟成・・・というより、まだ進行途中のワインという感覚です。

ええ、いまだ酸がしっかりしていて、、、

これは熟成が進みすぎたための酸ではなく、使われるネッビオーロ種が持っている酸で、、、

程よい熟成を感じさせてくれるんです。

柔らかく丸味のあるタンニン(渋味成分)や活き活きとした果実味にも驚かされるワインです。

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トマトソースのペンネいつも通り、このワインを翌日にもティスティングしました。

香りは、前日よりも熟成香を放ち、味わいも酸がちょっぴり増えた感覚でした。

たまたま合わせた料理がトマトソースのパスタだったので、お互いの酸がうまくマッチ!

ただ、ワインのみで楽しむなら、抜栓当日が良いように感じます。

このあたりは好みの問題なので、ご興味があればお試しくださいね。

「良い熟成ワイン」は、日ごとに味わいの変化を楽しませてくれますからね!

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通常、ランゲ地域のネッビオーロは、2~4年でリリースされます。

でも、このニコレッロの場合は、樽熟成だけでも約18ヶ月。

ニコレッロの発酵タンク

その後、瓶に詰め替えられ、ついこの間までワイナリーのセラーに眠っていた逸品なんです。

ラベルが綺麗なのがその証拠。

同じ古いヴィンテージワインでも、早くから市場に出回り、あちこち“たらい回し”されたワインと違い、出荷直前にラベルが貼られていますので綺麗なんです。

抜栓した翌日でも十分に楽しめる熟成ワイン、。。。って、そうそう楽しめないですよ!

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【ワインの澱とコルク栓について】

古い、熟成したヴィンテージワインを飲む時、気になる事は2つあります。

1)ワインの澱(オリ)
ワインの種類によっては多量の澱が発生していますが、
このワインについては、その心配がほぼありません。

ボトル差がありますので「澱は全く無い」と言い切りませんが、ワインが濁る様な澱はありません。

安心して熟成ワインの魅力を感じていただけます。 

2008年産に使われるコルク栓2)コルク栓
時を経たワインに使われるコルクは、かなりデリケートなものになっています。

でも、この2011年産は大丈夫!

想像ですが、出荷前に新しいコルク栓に打ち替えられた(=リコルク)のでは・・・と私〈Francesco〉的には考えています。

ですので、通常お使いのソムリエナイフ等で抜栓いただけます。

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【産地】イタリア ピエモンテ州(ランゲ地域)
【生産者】ニコレッロ
【タイプ】赤ワイン/ミディアムボディ
【葡萄品種】ネッビオーロ100%
【アルコール度】13.0%
【料理との相性】牛肉を使った各種料理、生ハム類 etc.

【他のランゲ・ネッビオーロ】 ⇒ こちら

★rosso