ピエモンテ州

2010 アゼリア〈バローロ〉【赤】

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557

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商品詳細

伝統製法のスタンダード・バローロ

超大樽熟成のまろやかさが活かされた逸品!

 

 バローロ地域の看板

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

 

ピエモンテ州はもとより、イタリアを代表する赤ワインのひとつとしてよく知られたワインと言えば・・・

 

そう、「バローロ=Barolo」!!

 

でも、バローロにはいくつかの種類があることをご存知ですか?

 

(1)大樽を使った伝統的製法のバローロ

(2)小樽を使った現代的製法のバローロ

(3)1と2を組み合わせ、個性を強調したバローロ

(4)単一畑の葡萄だけで造るバローロ

(5)その他

 

バローロ地域には800もの生産者がいて、個々の性格を持ったバローロを探すのは至難の技。

 

でも、このカンティーナのワインならシッカリと個性をお楽しみいただけます。

2010 アゼリア バローロ【赤】

 

◆2010 アゼリア/バローロ

       *Azelia/Barolo*

 

タイプ的には(1)に当てはまるバローロです。

 

作り手は、「アゼリア」。

1920年創業の典型的な家族経営の老舗カンティーナで、現当主は4代目ルイージ・スカヴィーノさん。

 

このワインに使われる葡萄は、アゼリアが持つ6ヶ所の畑の葡萄を一度に混醸。

 

大樽(3000リットル級)で24ヶ月熟成、さらに瓶詰め後12ヶ月以上も熟成させてから世に出る「カンティーナが誇るスタンダード版バローロ」なんです!

さて、その味わいとは・・・

 

〔補足〕

アゼリアは、ワイン専門誌等では「バローロ・ボーイズ」の一員と言われています。

巷では「バローロ・ボーイズ=全てバリック熟成」と思われています。

アゼリアの場合、どちらにもあてはまりません。

オーナーであるルイージさんは、バリック(小樽)を使うだけでバローロ・ボーイズ扱いされることに、むしろ嫌悪感を感じるそうです。

アゼリアでは、バリックを使うこともあれば使わないこともある。これは醸すワインにとって最良の方法を取り入れることを主としているからです。

このため、バリックを使うこともあれば一方で大樽を使うこともある。

全ては収穫したネッビオーロ種のポテンシャルを最大限に発揮させるルイージさんの考えからなんです。

 

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グラスに注ぐなり、赤色を帯びた色合いが目に飛び込みます。

アゼリア バローロのテイスティング(クリック⇒拡大します)濃さを伴いながらも透明感があり、適切に熟成が進んでいることをうかがわせます。

 

もちろん、香り高さも申し分ありません。

 

熟したプラムやスミレ・・・といったネッビオーロ種らしい香りも際立ちます。

樽熟成によるバニラチックな香りは軽く、それは他の風味を邪魔しない程度です。

 

そしてひと口。

最初にネッビオーロらしい綺麗な酸が口の中に広がり、、、続いてマイルドなタンニン(渋味成分)が続きます。


もちろん、ネッビオーロのドライ感を伴う果実味も健在です。

 

若さを感じさせるものの、スタンダードクラスのバローロとしては申し分なく、2~3日かけて楽しむことで、味わいの変化をも楽しめるタイプといえるでしょうね。

 

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このワインは、当店試飲カウンターでもティスティングしました。

ルイージ・スカヴィーノさん(左)

 

バローロとしてはリーズナブルなタイプなので、、、

 

『普通のバローロなんじゃぁ。。。』

 

と、あまり期待せずにティスティングされたお客様も多かったのですが、、、

 

>>> 味わいがはっきりしていて飲み応えがある

>>> バランスが優れている

>>> じっくり楽しめる雰囲気がある

 

と高い評価もいただきました。

 

プレミアムクラスのバローロと比べられませんが、

 

気兼ねなくバローロを飲みたい! と思われるなら、このワインをおすすめします!

 

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【産地】イタリア ピエモンテ州バローロ地区
【生産者】アゼリア
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ネッビオーロ100%
【容量】750ml
【アルコール度】14.5%

 

【料理との相性】お肉を使った各種料理 etc.

【備考】

※ビオディナミ・ワイン(認証無し)

※ノン・フィルターですのでボトル毎に澱(オリ)がございます

 

【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ アゼリア