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商品詳細
チェリーやプラムの果実感あふれる
親しみやすいドルチェットワイン
【ソムリエ〈Francesco〉コメント】
ほぼピエモンテ州のみで栽培されている葡萄品種です。
半世紀前までは、偉大なワインを産み出すネッビオーロ種よりも高値で取引されていた事もありました。
その後、栽培の難しさに加えてネッビオーロ種栽培に適さない畑に植えられることが多くなり・・・
地元で飲まれる日常用ワインを作る品種、、、という位置付けにまでなってしまいました。
でも!
1987年、ピエモンテ州ドリアーニ地域で、この常識?を覆す生産者が現れます。
その名は「ペッケニーノ Pecchenino」。
オーナー兼エノロゴ(醸造家)のオルランド・ペッケニーノさんが産み出す有機栽培ドルチェットからは、過去の記憶=日常ワイン というイメージを払拭するワインが醸されます。
そのひとつがこちらです。
*San-Luigi Dogliani*
もともと、ドルチェット種は「早熟」であるために、収穫時期を間違うと、実が落ちてしまうことがあります。。。
このため、この葡萄を栽培するワイナリーの多くは、早期(だいたい9月初旬)にリスクを避けるため収穫してしまいます。
でも、「まれ」な事=徹底的に完熟させること をこの作り手「ペッケニーノ」はシッカリとやりとげています。
このため、他の生産者が作るドルチェット種ワインとはひと味もふた味も違うリッチさをお楽しみ頂けるんです。
2020年以降は、元々最高峰のドルチェットワインであった「ブリッコ・ボッティ(畑=1ha)」のドルチェット種がこのサン・ルイージに使われていて・・・
これまで以上のクオリティの高さがお楽しみいただけるんです。
その味わいを紐解いてみました。
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さて、私〈Francesco〉が過去、色々ティスティングしてきたドルチェット種は、どちらかというと
※苦酸っぱい
というイメージでした。
でも、サン・ルイージ(=葡萄畑名)なら、そんなイメージを吹き払ってくれる出来栄えなんです。
グラスに注いだワインの鮮やかで濃い赤紫色。
(右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます)
オーク樽は使わずに醸される(ステンレスタンク熟成)ため、ワインからはベリー系ジャムの様な香りがストレートに放たれます。
その香りは口に含んでもそれは失われません。
そして確かで重さを感じるタンニン(渋味成分)、しっかりと熟した雰囲気を醸し出す果実味、
ワインを口の中で転がすと、綺麗な酸がパッと広がり、この果実味やタンニンと合わさってしっかりとしたインパクトを与えます。
ただ、とても飲み心地が良いので、飲みすぎには注意が必要かもしれません。
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で
も、重さだけでなく、濃さと柔らかさと優雅さが重なって・・・
とてもとてもこの価格帯のワインとは思えないんです!
余韻もしっかり楽しめますので、お食事時のワインとしてはもちろん、シンプルに「生ハム」をつまみながらゆっくりとお楽しみ頂くと、、、
一層このワインの魅力が伝わると思います。
【私〈Francesco〉がピエモンテ州で教わった格言】
ネッビオーロ種の「気品」、バルベーラ種の「酸」に対して・・・
ドルチェット種を使うは「親しみやすさ」が魅力!
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〔余談ですが、、、〕
地元ピエモンテでは、ドルチェ(Dolce=甘い)に対して・・・
ドルチェット(Dolcetto=小さな甘いもの) という言い方があります。
これは、同じくピエモンテ州で醸されるバルベーラ種に対して・・・
ドルチェット種は酸も少なく、タンニンがしっかり・・・という意味合いで使われます。
・・・なので、ドルチェット種はその名の通り 「ドライでしっかりしたワイン」 という意味が込められているんです。
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【産地】イタリア ピエモンテ州ドリアーニ地域
【生産者】ペッケニーノ
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ドルチェット100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 13.5%
【料理との相性】色々なお肉の料理と、生ハム etc.
【備考】
このワインは「酒石」や「澱(おり)」が発生している場合がありますが、品質には何ら影響はございません。
【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ ペッケニーノ