ピエモンテ州

2014 ペッケニーノ〈バローロ/サン・ジュゼッペ〉【赤】

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商品詳細

ペッケニーノ Pecchenino

 

 

ピエモンテ州を代表するワイン「バローロ」

伝統製法がピカリと光るクリュ・バローロです!

ピエモンテ州バローロ地域

 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

 

バローロ Barolo。

 

ピエモンテ州が、いや、イタリアが誇る銘酒としてその名を世界に知られています。

 

でも、ひと口に「バローロ」と言っても、醸造法によって様々な個性を持ち、価格も様々。。。

 

となると、簡単にその個性を見抜くのは無理かもしれません。

 

でも、そういう個性を見抜く前に、バローロにはいくつかの種類があることをご存知ですか?

 

(1)大樽を使った伝統的製法のバローロ

(2)小樽を使った現代的製法のバローロ

(3)1と2を組み合わせ、個性を強調したバローロ

(4)単一畑の葡萄だけで作るバローロ

5)その他

 

バローロ地域には800もの生産者がいて、個々の性格を持ったバローロを探すのは至難の技。

 

でも、このカンティーナのワインならシッカリと個性をお楽しみいただけます。

 

バローロ サン・ジュゼッペ【赤】◆2014 バローロ/サン・ジュゼッペ

     *Barolo/San-Giuseppe*

 

タイプ的には(1)(4)に当てはまるバローロです。

 

作り手は「ペッケニーノ Pecchenino」。

 

もともと、ドリアーニ地域No.1ドルチェット種の使い手として定評ある生産者ですが、

僅かにバローロ地域にも畑を所有しています。

 

その一つ「サン・ジュゼッペ」とは、単一クリュ(畑)の名前・・・

 

ということは、フランス流でいう“モノポール”!!

 

今や、単一の畑で収穫されたネッビオーロ種を使い、醸されるバローロは滅多にありません、

 

地元でも伝説化した単一畑産バローロがこの「サン・ジュゼッペ」なんです。

 

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大樽(25ヘクトリットル=2500リットル)で2年間熟成された典型的なクラシック・バローロです。

バローロ サン・ジュゼッペのテイスティング(クリック⇒拡大します) 

通常ならバローロというと“ガツン!”とくる濃い風味を想像されますが、このワインには全くそれがありません。

 

グラスに注ぐと、しっかりとした赤の色合いが目に飛び込みます。

 

スミレやスパイスを感じさせる香りも湧き上がってきます。

 

ひと口含んだ瞬間、タンニン(渋味成分)や酸など舌の上に刺激のある風味を一瞬感じ、、、

 

「これって結構フルボディじゃないの?」

 

と思われるかもしれません。

 

でもふた口、み口・・・とのみ進むほどに徐々にこなれだす味わいに驚かれると思います。

 

これこそが「単一畑産&大樽熟成」の真髄ですね。

 

口に含んでもそれらの風味は続き、フルボディな中にも柔らかさとマイルドなタンニン(渋味成分)が魅力的なんです。

 

飲んでしばらくして・・・『あぁ、美味しい。。。』

 

そうつぶやけるバローロです。

 

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オルランド・ペッケニーノさん私〈Francesco〉は、抜栓翌日にもテイストしましたが、

 

余韻に完熟果実のかすかな甘さが際立っていて、、

正直言って、2日目の方が個人的には好きなタイプに感じました。

 

抜栓のタイミングには個人差がありますが、まずは飲まれる1~2時間前の抜栓をおすすめします。

 

時間をかけてでも美味しいワインが飲みたい、

 

そう思われたなら、まさにこのワインはピッタリなんです!

 

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〔レ・コステとサン・ジュゼッペ 2つのバローロについて〕

 

上部⇒レ・コステ 下部⇒サン・ジュゼッペペッケニーノ家では3つのバローロ(レ・コステ、サン・ジュゼッペ、ブッシア)を醸します。

 

この3つの内、レ・コステとサン・ジュゼッペは、同じレ・コステの畑で収穫されたネッビオーロ種を使っています。

 

ただ、この違いは・・・

 

◆畑の斜面上部で収穫する葡萄 ⇒ レ・コステ

◆畑の斜面下部で収穫する葡萄 ⇒ サン・ジュゼッペ

 

 と区分されています。

 

価格も当然、上部にあるレ・コステの方が高価になります。

 

これは、下部に比べて上部の方が水はけが良く日当たりも良好、

 

しかも昼夜の寒暖差の恩恵も受けやすいため、より良質のネッビオーロが収穫できるからです。

 

決してレ・コステが美味しくって、サン・ジュゼッペが不味い・・・という意味ではありません。(笑)

 

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【産地】イタリア ピエモンテ州
【生産者】ペッケニーノ
【タイプ】赤ワイン/フルボディ
【葡萄品種】ネッビオーロ100%
【容量】750ml
【アルコール度数】 14.0%
【料理との相性】牛肉を使った各種料理、生ハム類 etc.

 

【備考】

このワインは「酒石」や「澱(おり)」が発生している場合がありますが、品質には何ら影響はございません。

 

【カンティーナの詳細はこちら】 ⇒ ペッケニーノ