ワイン・グローリアス

ワイナリー秘蔵「ヴィン・サント」
2017年産の希少極甘口ワイン限定販売！

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

「陰干し」した葡萄から造られるイタリアワイン。

ヴェネト州のアマローネ、ロンバルディア州のスフォルツァート・・・など、

イタリア各地では様々に葡萄を陰干ししてワインが作られます。

でも、ほとんど知られていないのがトスカーナ州のこの「ヴィン･サント」です。

アマローネやスフォルツァートが赤ワインであるのに対し、このヴィン・サントは【白】。

その極上の甘さで密かな人気を持つワインなんです。

◇2017　カステルグレーヴェ/ヴィン・サント・デル・キャンティ
*Castelgreve Vin-Santo del Chianti*

作り手は葡萄やワインの生産者が集まって結成された協同組合「カステッリ・デル・グレヴェペーザ」。

協同組合・・・と言っても、厳しい審査に合格し、組合に登録されたメンバーのみによって作られた葡萄は、収穫後全て「カステッリ・デル・グレヴェペーザ」に集められ、醸造設備を共有してワイン作りが行われています。

こうして生産から販売まで一貫して行っている点が、このグレヴェペーザの特徴であり、強みでもあるんです。

このため、現在ではキャンティ（クラシコ）最大の生産者として知られています。

【ミニ知識：ヴィン・サントとは】干し葡萄から作るパッシートと呼ばれるワインのひとつで、収穫した葡萄をを陰干しし、半レーズン状になったものを醸造。少なくとも３年は木樽で熟成させたものを指します。
当然アルコール度、そして糖度も高くなり、とろ～りとした甘みが口いっぱいに広がります。
その味わいは、まさに「聖なるワイン＝ヴィン･サント」です！

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さて、このカステルグレーヴェのワイン名を見て・・・「え？」と思われた方もおられるでしょう。

そう！いつもは赤ワインでおなじみの「キャンティ」の名を冠しているんです。

キャンティ（及びクラシコ）は赤ワインのみに許される表記ですが、このヴィン･サントに限って白ワインにも適用されているんです。

もちろん！
キャンティ（クラシコ）の生産者が作る極甘口ワインとして、世界で人気のあるワインなんです。

【補足】
右写真は、まさにパッシート（乾燥）されだした葡萄です。
グレヴェペーザの場合、約3ヶ月陰干しされます。

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さて、グラスに注がれたワインを見ると、透明瓶に入れられているにも関わらず、【白】というよりも【琥珀色】の様相です。

香りはドライフルーツやドライフラワー、そして若干のナッツ香を感じさせます。

木樽熟成（小樽）らしいバニラの香りも僅かに感じます。

味わいは、まさに極甘口！
2017年産らしく熟成を経たワインは、全てを削ぎ落としたようなクリーンな甘味。

熟成がもたらす複雑性があり、軽い酸味もありますので、くどさを感じさせません。

素晴らしいヴィン・サントを口にした時、感じることは、貴腐ワインやドイツの甘口ワインとは違うニュアンス。

アルコール度数も15.5％あり、しっかりした飲み応えと充実した余韻をお楽しみいただけます。

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地元トスカーナでは食後、カントゥッチと呼ばれるアーモンド入りのビスケットをヴィン・サントに浸して味わうのが通例です。

もちろん、食後の一杯として、また疲れた時のないとキャップとしても美味しさを発揮します。

また、それだけでなく、熟成したチーズにも合いますし・・・

フレッシュ・フルーツやドルチェにこのヴィン・サントをティースプーン１杯振りかけて召し上がっても美味しいですよ！

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【産地】イタリア　トスカーナ州キャンティ地区
（サン・カッシャーノ・ヴァル・ディ・ペサ地域）
【生産者】カステッリ・デル・グレヴェペーザ
【タイプ】白ワイン/極甘口タイプ
【葡萄品種】トレッビアーノ50%　マルヴァージア・デル・キャンティ50%
【容量】375mlハーフサイズ
【アルコール度数】 15.5%
【料理との相性】　食後酒、デザートワインとして

【カンティーナの詳細はこちら】　⇒　再構築中

★passito