ワイン・グローリアス

カンティーナ秘蔵　極甘口ワイン「ヴィン・サント」

年産2000本「幻のヴィン・サント」限定販売！

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

「陰干し」した葡萄から作られるイタリアワイン。

ヴェネト州のアマローネ、ロンバルディア州のスフォルツァート・・・など、

イタリア各地では様々に葡萄を陰干ししてワインが作られます。

でも、ほとんど知られていないのがトスカーナ州のこの「ヴィン･サント」です。

アマローネやスフォルツァートが赤ワインであるのに対し、このヴィン・サントは【白】。

その極上の甘さで密かな人気を持つワインなんです。

◆2005　ヴィン・サント　レチナイオ

　　　　　*Vin-Santo Recinaio*

作り手は1990年初頭、イタリア　トスカーナ州ピサ地域に設立されたカンティーナ「サンジェルヴァジオ」。

設立当初から有機栽培葡萄にこだわりを持ったワイン作りを行い、イタリアの自然派カンティーナでは先駆けとして知られます。

ちなみに、このレチナイオの生産量は、、、約2000本。。。

「幻のヴィン・サント」と言っても過言ではありません。

【ミニ知識：ヴィン・サントとは】

干し葡萄から作るアパッシメントと呼ばれるワインのひとつで、

収穫した葡萄をを陰干しし、半レーズン状になったものを醸造。少なくとも３年は木樽で熟成させたものを指します。

当然アルコール度、そして糖度も高くなり、とろ～りとした甘みが口いっぱいに広がります。

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さて、このレチナイオのヴィンテージは2005年！

外観を見ると、透明瓶に入れられているにも関わらず、【白】というよりも【赤】のような様相です。

グラスに注いだワインは、まさに濃い琥珀色。

ドライフルーツやドライフラワーの香りを感じ、木樽熟成らしいバニラの香りも僅かに感じます。

味わいは、まさに極甘口！

まろやかで混じり気の無く、とろけるような甘味。

ボリューム感、複雑性があり、それだけでなく、軽い酸味もありますので、くどさを感じさせません。

素晴らしいヴィン・サントを口にした時、感じることは、貴腐ワインやドイツの甘口ワインとは違うニュアンス。

アルコール度数も13.5％あり、しっかりした飲み応えと充実した余韻をお楽しみいただけます。

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この様な素晴らしい甘口ワイン（ヴィノ・ドルチェ）を作る責任者は、ルカ・トマジーニさんも全幅の信頼を置くあのルカ・ダットーマさん。

硬派なワインだけでなく、醸造が難しいこういう甘いタイプのワインもルカさんが醸します。

彼曰く。

地元トスカーナでは食後、カントゥッチと呼ばれるアーモンド入りのビスケットをヴィン・サントに浸して味わうのが通例だ。

また、それだけでなく、熟成したチーズにも合いますし、フレッシュ・フルーツにこのヴィン・サントをティースプーン１杯振りかけて召し上がっても美味しいですよ！

もちろん、疲れを癒してくれるワインとして、少量嗜まれるのもOKです！

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【産地】イタリア　トスカーナ州ピサ地域
【生産者】サンジェルヴァジオ
【タイプ】白ワイン/極甘口
【葡萄品種】トレッビアーノ70%　サン・コロンバーノ15%　サンジョヴェーゼ15%
【容量】375mlハーフサイズ
【アルコール度数】 13.5%
【料理との相性】　食後酒、デザートワインとして

【カンティーナの詳細はこちら】　　⇒　サンジェルヴァジオ