ワイン・グローリアス

泡立ちが良く安定の美味しさ
シャンパン製法お値打ちスプマンテ！

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

イタリア産瓶内二次発酵ワイン（＝シャンパン製法）の草分けとしてしられる地域。

そのひとつは、ロンバルディア州フランチャコルタ地域です。

フランス・シャンパーニュ地方を彷彿（ほうふつ）とさせる泡感で人気のあるワインとして世界的に知られています。

でも、同じロンバルディア州の南部に、このシャンパン製法で醸されるスプマンテの存在は、日本でもあまり知られていません。

その大きな理由は・・・

※有名では無いから。。。

風味の良し悪しを判断する前に、有名では無いという理由だけで飲めなかったワインが、ついに輸入されました！ 

◇NV.　キュヴェ・メゾン・ガルダ/メトド・クラシコ
*Cuvée Maison Garda
  Methode Classico*

作り手は「ラ・プレンディーナ」。

ラ・プレンディーナ・・・と言ってもピンとこないかもしれません。

実は、ガンベロ・ロッソ3ビッキエーリ（最高位）の名門、ヴェネト州のワイナリー、カヴァルキーナのルチアーノ・ピオーナさんがプロデュースする白ワインなんです。

この地は、弟のフランコ・ピオーナさんとルチアーノさんが美しい葡萄園を見つけ1958年に購入。 

イタリア最大の湖ガルダ湖の南にあり、カヴァルキーナの畑とラ・プレンディーナの畑は互いに近く、15kmほどの距離しか無かったことも理由のひとつでした。

では、なぜそんな近くに畑を持ったのか。それは・・・

ヴェネト州のカヴァルキーナでは、土着品種であるガルガネーガやコルヴィーナ、ロンディネッラなどの葡萄を栽培していますが、

一方、ラ・プレンディーナでは、国際品種であるメルロやカベルネ・ソーヴィニヨン、リースリングなどの栽培に向いていると判断したからです。

そして今回、このシャンパン製法で醸されたスプマンテは、2種の葡萄を使いデゴルジュマン（澱引き）まで24ヶ月を要して醸された逸品です。

その味わいを紐解いてみました。

【補足】
ルチアーノ・ピオーナさんは2021年に永眠されましたが、その熱い想いは現在、弟のフランコ・ピオーナさんやフランチェスコさん、ジュリアさんに受け継がれています。

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グラスに注いだワインは、グリーンを帯びた輝きのある麦わら色。
（右テイスト画像をクリックすると色合いが確認できます）

このグラスからは豊かで持続性があり、そしてきめ細かやな泡立ちが見てとれるんです。

香りは、程よく熟した桃やグレープフルーツを想わせる果実の香り。

一次醗酵の際、オーク樽が使われていないので、綺麗で清楚な香りが際立ちます。

このお陰で、ひと口目は爽快感が真っ先に現れて・・・

その直後、濃厚さを感じるコクと果実味が口の中を覆います。

ただ、濃厚さ・・・といっても、いやな甘味を感じさせることは無く、

逆にワインにとって不可欠の酸もしっかりありますので、味わいにくどさは感じさせません。

濃厚だけれども、豊かな泡感とマッチして、すーっと引いていく、、、

とても飲み心地の良いメトド・クラシコ・スプマンテなんです。

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このワインとフランスのシャンパーニュ産と比べた時、よく話題にのぼるのは

※トーストしたパン香の有無
※バニラ香の有無

はっきり言って、このスプマンテには、ほとんど存在していないと思います。

その分だけ、他地域のシャンパン製法ワインと一味違うナチュラルな風味をお楽しみいただけます！

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キュヴェ・メゾン・ガルダはイタリアンな料理をはじめとして色々な料理と合わせていただけます。

私〈Francesco〉のおすすめは、薄味に仕上げた「ボンゴレ・ビアンコ」。

ボンゴレの旨味を引き出いてくれる優れものです。

特にご紹介のスプマンテは、素材を選ばず合わせられるので、、、

気軽に料理と楽しみたいな・・・と迷ったなら、このワインがおすすめですよ！

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【産地】イタリア　ロンバルディア州
【生産者】ラ･プレンディーナ
【タイプ】白ワイン・発泡/辛口タイプ
【葡萄品種】シャルドネ　コルヴィーナ
【容量】750ml
【アルコール度】12.5%
【料理との相性】和食などお好みの料理に合わせて　etc.

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 ★spumante