ワイン・グローリアス

芳醇な果実味がたっぷり
シチリア島南西部から飲み応え抜群の【白】  

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

シチリアワイン。
・・・と、ひと口では語れない時代がやって来ています。

一昔前まで
※テーブルワインの宝庫
※濃いけど酸味も多い
※安い、とにかく安い

というマイナーなイメージが付きまといましたが、最近のシチリアは違います。

葡萄の個性と、それを栽培する土地の性質を知り、そこにはいったいどういう葡萄が適しているのかを探るカンティーナがあるんです。

そのカンティーナが作る【白】ワインがこちらです。 

◇2020　アクイラ/シャルドネ
　　　　*Aquilae Chardonnay*

作り手は「CVAカニカッティ」。

1969年、シチリア南西部アグリジェントに設立された生産者協同組合です。

現在約300件の葡萄栽培農家が約900haの畑を所有。

畑はアグリジェント～パレルモ～カルタニセッタまでに点在するため、地域の特性ごとにエリアを細かく60ものパターンに分類し、そしてワイン作りが行われています。

葡萄の個性と、それを栽培する土地の性質を知り、そこにはいったいどういう葡萄が適しているのかを探り、そしてワイン作りが行われています。

CVAカニカッティのワインををテイスティングして感じることは

>>> シチリアワイン・・・と、ひと口では語れない時代がやって来た

そのひとつが、このシャルドネ種を使ったアクイラです。

その味わいを紐解いてみました。

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グラスに注いだ色は、濃く輝きを持ったレモンカラー。

色合いの中に、しっかりしたボディを予感させます。

そしてグラスに注いだ瞬間、、、
柑橘類を思わせるフレッシュな香りがパッと開き、続いて南国のフルーツ類の香りが現れます。

その香りはふくよかで強すぎることなく、「心地良い」という表現がピッタリ！

口に含んでもその香りは持続し、シチリア産ワインらしいボリューム感たっぷりの果実味をサポートしています。

イタリアのシャルドネは、隣国のそれとよく比べられますが、

シャブリタイプのシャルドネに比べ、シチリア産シャルドネは果実味がたっぷり。

しかもオーク樽を使わないので、葡萄の素性がストレートに伝わってきます。

このワインをひと言で表現するなら・・・

香り＆コク豊かで柔らかいタイプの白ワインと言えるでしょう。

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１杯、２杯、、、と飲むほどに美味さを感じさせる味わいで、それが後口にじんわり残る・・・

この心地よい味はいったいなんだろう・・・と調べてみたら、このアグリジェント地域にある葡萄畑の土壌が

※石灰岩を含んだ粘土性シルト土壌

暑いアグリジェント地域でも、ある程度保水力のある土地と、ミネラルを与える石灰岩の長所がこのワインに活きているのかもしれません。

このため、前菜はもちろん、、リゾットや魚料理、あるいは鶏肉や豚肉と抜群に合います。

私〈Francesco〉的には、「鯵フライ」がおすすめ！

ワインの旨味とともにたっぷりご堪能下さい！

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 〔〈Francesco〉のひとり言〕 

アクイラのシャルドネは抜栓直後から楽しめるワインです。

ええ、冷蔵庫で冷やしておけば「白が飲みたい！」と思った瞬間から楽しんで頂けます。

フレッシュな味わいを優先するなら抜栓当日に召し上がる事をおすすめしますが、、、

抜栓翌日なら果実味にまろやかさが現れ、少しオイリーな風味がお楽しみいただけます。

自己責任を伴いますが、ワインの可能性を求める方におすすめの飲み方です！

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【産地】イタリア　シチリア島（アグリジェント地域）
【生産者】CVAカニカッティ
【タイプ】白ワイン/辛口タイプ
【葡萄品種】シャルドネ100%
【容量】750ml
【アルコール度】12.5%
【料理との相性】シーフード料理、パスタ料理　鶏肉や豚肉を使った料理etc.

【カンティーナの詳細はこちら】　⇒　CVAカニカッティ