ワイン・グローリアス

シチリア島からプレミアムな泡

果実味＆ミネラルたっぷり、飲み心地良いスプマンテ

 

【ソムリエ〈Francesco〉コメント】

 

グリッロ種＝Grillo。

 

かつてマルサラ酒のベースに使われたシチリア島由来の地葡萄です。

 

マルサラ酒のみならず、シチリア産テーブルワインの主要品種として全盛を極めたものの1980年代、、、

 

国際品種シャルドネ等の人気沸騰によって転作する農家が激増し栽培面積が激減。。。

 

でも諦めず、グリッロの可能性に賭ける少数の葡萄農家によって21世紀になっても細々ながら栽培されてきました。

 

その葡萄グリッロをメインに使い、ミネラルたっぷりな味わいを実現したワイン・・・

 

しかも、スパークリングに仕立てられたワインがこちらです。

 

◇スプマンテ.・チンクアンタ

　*Spumante Cinquanta*

 

作り手は、CVAカニカッティ。

 

1969年、シチリア南西部アグリジェントに設立された生産者協同組合です。

 

スパークリングといえばシャンパン（シャンパーニュ）、、、というイメージが強いなか、

 

セレクト基準も「名前」から「品質重視」の傾向がより強くなって来た昨今、

 

個性のある美味しいワインを提供する同社のワインは、シチリアでも注目株です。

 

特にこの「スプマンテ・チンクアンタ」は同社の50周年（＝チンクアンタ）を記念して作られたスプマンテで

 

☆泡立ちきれい

☆スパークリングワインらしい爽やかさ

 

にすっかり惚れ込んでご紹介いたします！

 

さて、その味わいとは・・・

 

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グラスに注ぐと、その泡立ちの細かさは文句なし！

泡立ち、、、という表現よりも、柔らかくきめ細かな泡が湧き上がってくる・・・と表現したほうがより伝わるかもしれません。

（右テイスト画像をクリックすると色合いと泡感が確認できます）

 

そして、注ぐ間にも葡萄品種の特徴でもある黄色い果実の香りや、アカシア等のフルーティな香りが立ち昇ります。

 

感覚的には甘さを感じさせる香りですが、味わいは基本ドライ。

 

リンゴや洋ナシの様な溢れる果実味からは、かすかな甘さも感じさせますが、、、

 

ちょっぴり酸味もあって、アルコール度12％というしっかり感もあり、、、

 

この味わいとアルコール度は食材を選ばず、肉や魚、パスタ・・・と色んな料理と合わせていただけます。

 

個人的には　「まず１杯目のワイン」　としての役割が大！

 

軽くひと口飲んで、そして目前の料理と楽しむ・・・。

 

ふたくち、みくち・・・と進むほどに、口の中が爽やかになって、、、

 

後の料理も美味しく召し上がっていただけます！

 

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このアックシィは、メトード・クラシコ（＝瓶内二次発酵法）ではなく、メトード・マルティノッティ（＝タンク内二次発酵法＝シャルマ法）で作られます。

 

でも、シャンパン類（ガス圧5.0気圧以上）に比べても、全く遜色はありません。

 

むしろ、ガス圧が強いだけで、全体のバランスが崩れてしまっているスパークリングワイン類とは比べようもないほどバランス度抜群です！

 

まだ日本では紹介されたばかりのワイナリーだけに、皆さんに受け入れていただこう！という心意気が感じられる１本です！

 

是非お楽しみ下さい。

 

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【個人的アッビナメント】

 

> この味わいとアルコール度は食材を選ばず、肉や魚、パスタ・・・と色んな料理と合わせていただけます。

 

先にこう書きましたが、私〈Francesco〉が合わせた食材は「ホタルイカ」。

 

いやいや。それは合わないだろう・・・と思われるかもしれませんが、スプマンテ・チンクアンタなら魚介類独特の臭みを煽ることなく楽しめました。

 

もちろん、季節ごとの食材と合わせるのも楽しみ方のひとつです。

ぜひ色々と合わせてお楽しみください！

 

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【産地】イタリア　シチリア島
【生産者】CVAカニカッティ
【タイプ】白・発泡/辛口タイプ
【葡萄品種】グリッロ80%　カタラット20%
【容量】750ml
【アルコール度】12.0％
【醸造法】シャルマ法
【料理との相性】お好みの料理に合わせて

 

【カンティーナの詳細はこちら】　⇒　CVAカニカッティ

 

 ★spumante